
夜寝れないのは辛い!寝れないといろいろ考えてしまうんですよね。何で寝れないんだろう?寝れない理由は?ってね。分かっていれば何もこんな質問はしないはず。
社会が複雑になり、人間関係も同時に複雑になって本当にストレスに満ち満ちた毎日を私たちは送っています。
昼も夜も明かりが煌々としているのと対照的で、心の中は晴れないし暗い。
命に関わる睡眠はとても大切です。この睡眠が満足に摂れないと、いろいろな所に影響が出てきます。ですから1日も早く解決したい!と誰でも思います。
あなたも、寝れない理由が早く分かって不眠を解消したいことでしょう。
ですから、今日は、不眠の原因の解説と不眠解消法をお伝えします。
眠れない原因の解説

原因や理由が分かれば、それを改めたり、取り除いたりすればよいのですから。下記の項目の中で、あなたに心当たりがあるものがあれば、チェックしてみて下さいね。
心理的なもの
重要な試験やスポーツ大会、会議などの前日、「休んでしまったらどうしよう?」、「うまく行かなかったらどうしよう?」などと考えたり、仕事や、人間関係のストレス、家庭生活の悩みや心配事があったりして眠れない。
そして、最近は、地震、台風、大雨などの自然災害も多発し、私たちの日々の生活に影響を及ぼしていますから、「地震が来たらどうしよう!?」と考えたらもう、本当に寝れなくなります。
更に悪いことに、眠れないのを無理に寝ようとして、プレシャーがかかり、ますます「寝れなくなる」という悪循環。
環境的なもの
昼夜交代制のシフト勤務や時差勤務、時差ぼけなどで、生活リズムが崩れて寝付かれなかったり、音、光、温度、湿度、枕や布団などの寝具、衣類などが原因で寝れない。
刺激物によるもの
夜、カフェインを含むコーヒー、ココア、紅茶、緑茶などを飲んだり、チョコレートを食べたり、飲酒、喫煙をする。これらの飲食物には覚醒作用がある。
生活習慣によるもの
朝起きが苦手で、「朝食は食べない」、「運動はしない」という生活を送り、夕食には、揚げ物やステーキをお腹一杯食べ、夜食は、インスタント食品をよく食べる。
そして、寝る直前まで、テレビを観、スマホ、パソコン、タブレットを操作しながら水分をたくさん取り、歯を磨き、シャワーを浴びたあと、すぐ布団に入る。
さて、不眠の原因は1つだけではなく複数重なることが多いようですが、あなたは、自分の不眠がどれに当てはまるのか分かりましたか?自分で解決できそうですか?
私は、不眠の原因の多くが「生活習慣の乱れ」によるものだと思っています。
なぜなら、生活習慣を変えるだけで不眠症が解消、改善した人がたくさんいるからです。早い話、私がそうです。
ということで、今日は、生活習慣を中心に話を進めていきますね。
眠れない時寝る方法

先程、不眠の原因の多くが「生活習慣の乱れ」によるものと言いました。
実際、生活を規則正しくすることによって不眠の問題を解決した人が多いのです。生活習慣を見直して生活リズムを整えましょう。
1日の流れで示しますので、これを真似て続けてみてください。
毎日同じ時刻に起きていますか?
同じ時刻に起きることにより、生活サイクルを体内時計がリセットしやすくなります。
起きたら、すぐに太陽の光を浴びていますか?
太陽の光を浴びる理由は、セロトニン(幸せホルモンとも呼ばれている)というホルモンが太陽の光を浴びないと分泌されないからです。
セロトニンが分泌されて自律神経の交感神経が活発に働く。
セロトニン分泌は日中の活動の源ですが、夜寝るためにも必須のホルモンです。眠りホルモンのメラトニンはセロトニンからしか作られない。メラトニンが分泌されると眠気がきます。
そして副交感神経が優位になり眠りにつけるというわけ。
朝食はバランスよく摂っていますか?忙しいからと、パンとコーヒーで済ませていませんか?
朝食をバランスよく摂らないといけない理由は、セロトニンは体内ではつくれない。食べ物からしか作れないから。
セロトニンの原料はトリプトファンというアミノ酸の一種。
このトリプトファンを含む食物は豆腐や納豆の大豆製品。サンマ、サケ、イワシ、マグロ、カツオ,サバなどの魚類。
ご飯、パン、などの穀類。チーズやヨーグルトなどの乳製品。そしてビタミンB6を含む野菜・果物、さつま芋、ピーナツ、ニンニク、ショウガ、バナナなど。
トリプトファンとビタミンB6を一緒に摂るとセロトニンが体内に取り込まれます。
運動をしていますか?
夕方の軽い有酸素運動は快い睡眠をもたらします。激しい運動は、睡眠には逆効果なので注意してください。
夜、寝る前にコーヒー・ココア・紅茶・緑茶を飲んだり、チョコレートを食べたりしていませんか?
これらの飲食物には覚醒作用があります。
夕飯に消化の悪いものを摂っていませんか?
消化に悪いものを摂ると、消化に時間が掛かります。胃の負担が大きくなり、眠りを妨げる。
寝る3時間前位までに夕飯を済ませていますか?
上と同じで、寝るときお腹の中に食べ物が入っていると、胃が消化をしないといけないので、寝れなくなるのです。
寝る直前に水分をたくさん摂っていませんか?
水分を摂りすぎると、夜中に目が覚め、眠れなくなります。
寝る直前までテレビを観たり、スマフォ・パソコン・タブレットを操作していませんか?
これらの製品は全てブルーライトを出します。脳がこの明かりを昼と勘違いして、交感神経を刺激するので眠れなくなるのです。
枕・布団などの寝具は快適ですか?
旅で、枕が替わると寝付けない人がいますが、自宅でも同じ。布団やパジャマも含めて今一度、眠りを妨げていないかどうかチェックしましょう。
たばこを吸ったり、睡眠薬代わりに寝酒していませんか?
たばこに含まれるニコチンには覚醒作用があり、酒は眠りを浅くします。また、常飲すると中毒になるので注意が必要。
たしなむ程度なら、百薬の長になるかも?
夜の部屋の照明が明る過ぎませんか?
夜、照明が明る過ぎると、交感神経を刺激します。交感神経は活動を促す神経ですから、
夜は、副交感神経が活動するように、照明の明るさを落すのがよいのです。
まとめ

不眠解消法はまだまだたくさんありますが、一度にはできないので今回はこのくらいにしておきますね。自分ができそうなものから試してみてください。
私からの一番のお勧めは、毎日同じ時刻に起きて太陽の光を体に取り込むことです。そしてバランス良く朝食を食べること。
これを続けるだけで改善されますよ!ぜひ、ぜひやってくださいね!
嬉しい報告がもらえると、かつて不眠で苦しんだ私もとても嬉しいです。
あなたがぐっすりねむれる日がきますように!
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