
体は疲れてるのに眠れない。私自身不眠症でしたのでこの辛さが身に沁みて分かります。
眠れないと不安になる。不安になるので目が冴える。
目が冴えるのでますます眠れない。本当にどうにもならなくなって、のたうちまわるのです。体験した人にしか分からない苦しみなんです。
あなたもそうなんですか。夕べも眠れなくて寝返りばかりして夜を明かしましたか?東の空が白々としてきて、頭がボーっとなるまで起きていましたか。
でも、大丈夫!心配しないでくださいね。あなたも眠れるようになりますからね。
不眠の一番大きな原因は(病気が原因のものを除けば)日常生活の間違った仕方にあります。これは私の経験からはっきり言えますし、専門家も口を揃えていっている事です。
間違った生活習慣を直したら不眠症は治ります。簡単ですよ!と言いたいところですが、、、。
日本人の20パーセントが不眠で悩んでいると政府の統計で出ているとおり、多くの人が睡眠に何らかの問題を抱え辛い思いをしているのです。治すのは決して簡単ではないという事。
さっき大丈夫と言ったじゃないですか!なら、あれは嘘ですか!?と怒られそうですが、どっちも本当なんです。
自分の経験からですが、特に強烈な体験がないと普通、私たちは不眠の原因が分からないのです。分からないから直そうにも直しようがない。改善しようにも改善できません。問題はそこなんです。
なので私はずっとこのブログで言い続けています。生活習慣を改善しましょうと。
私たちの身の周りには眠りを妨げるものがあふれています。
と同時に眠りを助けるものも存在します。それを知り、悪いのは改め良いのは積極的に取り入れて行きましょうということです。一言で言えばね。
ですから、先ず始めに何が良いものなのか、何が悪いものなのかを知らないといけません。
それが分かった上で、自分に合った不眠改善法を探すのです。性格も体質も環境も好みも一人ひとり違いますから、直し方も違って当然です。
不眠の問題を話題にする時、例えば、「コーヒー」は悪役の代表!覚醒作用がありますから悪役も仕方ないのですが、人によってはコーヒーは睡眠に全く影響がないのです。いつ飲んでも別にどうということはないよ、と言う人がいます。
また日中のコーヒーは、仕事をスムーズに運ばせる大事な脇役になることを忘れるべきではありません。柔軟に物事を考える事が不眠解消に繋がります。
心を落ち着かせ、気持ちを楽にして不眠改善をしましょう。布団に入っても眠れないなら、眠らなければ良いのです。
死にはしません!
そういう気持ちになれたら、もう、半分以上解決していますよ。
眠れないまま朝が来た時の対処法

不眠解消法はたくさんありますので、今回は眠れないまま朝が来た時の対処法を紹介します。いうならば、「徹夜明け」ですよね。
徹夜明けの仕事はパフォーマンスが全く上がらないと言われています。
体力は落ち、脳はボケーッとしていて我ならぬ我、自分が自分でないような何ともおぼつかない状態です。
なので、あまりせかせかしないようにしましょう。だからといって布団の中に居続けてはいけませんよ!
布団から出て朝の太陽をしっかり浴びましょう。
これはとても大切な事なので、ぜひ、毎日実行してくださいね。
今日はこの1つだけ紹介しましょうか。
というのは、最近マスコミなどで紫外線の弊害が大きく取り上げられているためか、太陽を敵視する人が増えています。
特に女性の間で太陽にあたるとシミが出るといって、太陽を避ける傾向があります。真冬でも日傘をさしているのを見る事がある。
今でさえ、日本国民の5人に1人が不眠で悩んでいるというのに、これでは先が心配です。思いやられます。
植物を見ても分かるように、生物は人間を含め太陽の光に当たらないと健康が維持できないのです。ヒョロヒョロしたモヤシ人間になり、体力もなくなるでしょう。シミがどうの美容がどうのと言っている場合じゃない!
睡眠の問題に関して、なぜ朝太陽の光を浴びないといけないのか説明しますね。少し難しいかもしれませんが大事な事なので。
朝太陽の光を浴びないといけない理由
良い睡眠を取るためには朝の太陽の光を浴びなければならない、と専門家がこぞって強調しています。なぜ専門家がこぞって強調している?
それほど大事な事だからです!
私たちの体には、さまざまな体内現象のタイミングを調節している体内時計というメカニズムが存在します。
体内時計はホルモンの分泌や代謝、睡眠のリズム、自律神経などをコントロールしていて、周期は1日約24時間半くらいです。
地球の1日の周期はおよそ24時間ですから、私たちはそれに合わせないと朝・昼・晩という生活ができなくなって、社会生活が維持できません。
地球の1日の周期に合わせることにより、社会も個人も健康に活動できるのです。
つまり、体内時計を毎日リセットしないといけないということ。
リセットするためには朝の太陽の光が必要で、朝の太陽の光を浴びることによって、1日が24時間になるというわけです。
朝太陽を浴びる目的は、また、夜グッスリ寝るためでもあります。何で夜寝るために日光にあたらんといけないか?って?
ちょっと回り道しますが説明しましょう。日中の活動を活発にするためには、セロトニンというホルモンを体内で目覚めさせて、活動させなければなりません。
このホルモン(幸せホルモンとも呼ばれている)は、太陽の光がないと目を覚ましてくれないのです。
日中の活動が活発かどうかは、セロトニンがしっかり分泌されているかどうかで決まる!
セロトニンがしっかり分泌されないと、体が目覚めないのでみんなボーっとして仕事もはかどらない!ということ。
しかも、夜眠るためにもなければならないホルモンなんですよ。
日中の活動を活発にするためのセロトニンが、なぜ夜眠るためにもなければならないホルモン?
答えはこうです。
夜は、眠りホルモンと呼ばれるメラトニンが分泌されるので眠くなりますが、
このホルモンはセロトニンからしか作られない。 従って、眠るためにセロトニンは必須のもの、というわけ。
ただし、夜は暗いので、セロトニンは「オネンネ」!状態。セロトニンは日中活動するために分泌されるホルモンですからね。
そこへ、シメシメ!と、喜んで現れるのがメラトニンです。「暗いところが大好き」なホルモンなの。メラトニンの分泌が増えれば眠り易くなりますよ!
この眠りホルモンのメラトニンは朝太陽の光を浴びて分泌されたセロトニンから生成されます。
セロトニンの分泌から、つまり太陽の光を浴びて14~16時間後に分泌され始めます。
メラトニンが分泌され始めると、セロトニンは減少。この2つのホルモンはシーソーのようなものと言えばわかりやすいです。
納得ですか?太陽の光を借りてセロトニンが分泌され日中の活動が活発に出来る。そのセロトニンから眠りホルモンのメラトニンが生成される。
私たちが生きていくためには太陽の光がないとダメなんですよ!生命維持に必要なビタミンDも太陽に当たらなければ取り込めないでしょう!?
正に、太陽さまさまです。
まとめ

今回は太陽の話だけで終わってしまいましたが、生活習慣を見直す1つの例として考えてもらえればと思います。
他にも眠りを誘うヒントはたくさんありますので、次の機会にお話しますね。
コメントを残す