
不眠症の原因の1つに「心理的」なものがあります。ストレスが不眠を引き起こす最大要因といっても言い過ぎではないでしょう。
ことばは少し大袈裟?でも、ストレスさえなければ不眠症はほとんど存在しないといいたいくらいです。ストレスのせいで夜寝られないのなら、ストレスを無くせば寝ることが出来るわけですから、それを試さない手はないですよね!
ぜひ、やってみましょう。
ところで、眠れる大前提はやはり心の平安ですよね、心が落ち着いて安らかであることです。ストレスを無くすには、心が落ち着くこと安心することをすることだと分かります。
ですので、今回は、心が落ち着く夜を過ごす方法を見つけるということになります。
時間帯は午後の3時以降朝起きるまでの間と限定して、夜のストレス解消方を考えることにしましょう。
Contents
ストレスを除いて寝る方法10選!
午後3時以降は覚醒作用のある飲食物は避ける
コーヒーに含まれるカフェインは飲んだ後,7時間以上体内に留まると言われており、紅茶や緑茶も同じだと言う意見もあるので、やめたほうが良い。
覚醒作用があるので、自律神経は日中に活発になる交感神経が夜も相変わらず働くため、体はストレスに曝され続けることになる。
夕食は寝る3時間前までには済ませる
食後には胃が消化活動を始めるので、その後深部体温(内臓などの体温)が下がりにくくなる。
質の良い眠りには深部体温を下げることが必要なので、寝る直前に食べるとどうしても眠りの質が下がってしまいます。
夕食に消化の悪いものを食べてはいけない
消化の悪いものを摂ると胃は消化をしないといけないので休めない。胃にとって我慢できないストレスである。
ちなみにそれぞれの食べ物の消化にかかる時間は
胃の中で約3~5時間、小腸の中で約5~8時間、胃に食べ物が入り、肛門から排泄されるまで約40時間かかると言われています。
また食べ物によっては、果物は約40分、野菜は約2時間、ご飯などの炭水化物は約8時間、お肉は約12~24時間かかります。お肉を食べると胃がもたれるのは、通常約3~5時間の消化活動で済むところ、3倍以上の時間がかかるからです。
自分が「嬉しい」と思うことを毎日5つ探して、ノートに書く
最初は何もないと思いますが、書いているうちにだんだんできるようになります。
嬉しいと思ったことを書くので、後で読み返して面白い記録になるでしょう。自分の心の成長が見えてきて興味深いですよ!
寝る前にリラックスできる時間をつくる
副交感神経を活発にさせることが良い眠りのコツ!リラックスする時間を作り、心と体の緊張をほぐす。
静かな音楽を聞いたり、親しい人と屈託のない話をしたりして穏やかな気持ちで過ごす。深刻な内容の話は、夜は出来れば避けたほうがよい。
風呂は食後1時間くらいあと40度くらいのぬるめの湯で入る
ぬるめの風呂や半身浴、足湯などをして体を温める。
寝る直前の熱すぎる風呂やシャワーは体温が上がって眠れなくなるのでやめる。また、寝る直前に歯を磨くと、脳が『朝だ!」と勘違いして目覚めさせてしまうので、歯磨きは早いうちに済ませることです。
人間の身体ってとてもデリケートなんですね!
寝る1時間くらい前から照明の照度をおとす
夜の眠りには眠りホルモンのメラトニンが分泌される必要があるのですが、メラトニンは明るいところでは分泌されません。
メラトニンが分泌されないと副交感神経も優位になれず眠りに就くことができないのです。まさにストレス!
寝る2時間前からテレビ、パソコン、スマフォを見ない
夜はブルーライトを避けることが必要です。
なぜなら、夜にブルーライトを浴びると、脳がまだ昼間だと勘違いして睡眠を促すメラトニンが分泌されなくなるからです。
通常は就寝の3〜6時間前からメラトニンの分泌が増え始め、次第に眠気を覚えて眠り、脳や身体を休めるというのが、人間にとって自然なリズムなのです。
ところが寝る直前までスマートフォンを使用しているとメラトニンの分泌が遅れ 寝つけない、よく眠れない、途中で目が覚める、ぐっすり眠れないなど睡眠に障害がでてきます。
ブルーライトによる体内リズムの乱れの影響もあるようです。
眠れなければ無理して寝ない
寝る時刻になっても眠気がしなければ無理して寝床に入らなこと。寝床に入っていたら一度寝床を離れ、別の部屋で何か気が楽になることをする。
読書でも良いし、編み物などの手作業でも良い。そのうち眠くなったら布団に入れば良いのです。
眠ろうとして焦るとますます寝れなくなり悪循環に陥り、やがて、寝床恐怖症になってしまう危険性があると言われています。こうなったらストレスも最高です!この事はしっかり頭に入れていてくださいね。
朝は毎日決まった時間に起きて、太陽の光を浴びる
体内リズムをリセットして1日の活動を順調に行うためです。太陽の光を浴びることによって、セロトニンというホルモンが分泌されると、自律神経の交感神経が優位になって日中の活動がスムーズにできます。
また、このホルモンは夜の睡眠にも影響を及ぼしますので、朝寝は禁物!どんなに夜更かししても、必ず同じ時刻に起きる。
不眠解消は正にこれができるかにかかっていますよ!
まとめ

どうでしょうか?悪い生活習慣を改めて、規則正しい毎日を送ったらストレスは解消されて眠れるようになります。
真理は足元にあり!
自分ができそうなものから試してみてくださいね。そして継続して下さい。それが一番大切です。
あなたのストレスが解消し、健やかな眠りが訪れますように!
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